最近、本当に災害が多いですね。食料は多少冷蔵庫に入ってるし、水もストックしてあるのですぐに困るということはありませんが、停電で電気が止まると一気に近代生活ができなくなり不安になります。そんな時に備えておくと心強い物をご紹介します。
ポタ電
最近は持ち運べる小さいモバイルバッテリーではなく、震災や停電時だけではなくキャンプの際にも活躍する容量大きめのポタ電(ポータブル電源)が大人気です。
(Amazon:ポタ電)
USBによるスマホ充電は勿論、AC100Vの扇風機を接続したりすることもできるので、万が一でも安心のライフラインが確保ができます。ただ、事前の充電が必要であったり、充電を使い切ってしまうと再度充電しないと使えません。(※電子レンジや炊飯器などの電力の大きい家電が使えない場合があります。)
(Amazon:ソーラーパネル)
別売のソーラーパネルを購入すれば太陽光で充電が可能なので、セットで持っておくとより安心。単品でもUSBポートでの使用は可能なので、バッテリーがなくても使えます。
インバーター発電機
以前カセットボンベの発電機をご紹介しましたが、HONDA製は10万円もします。欲しいのは欲しいのですが、滅多に使わないのに少々お高い。たまたま車庫シャッターメンテナンス用のシリコンスプレーを購入しに行ったホームセンターでプラプラしてたら目に止まった商品がこちら。
(Amazon:インバーター発電機)
こちらHONDA製の半額の49,800円!!! これは安い! 「ナカトミ」というメーカです。Amazonだと更にお安い45,800円。(現時点のAmazon Prime価格)
燃料はガソリン式ではなくカセットボンベなので給油の手間がかからない(最初に注入するエンジンオイルは付属)点が便利。ガスボンベの使用期限は6〜7年位のようなので長期保存向きです。また付属のケーブルで12Vに接続できるので、車のバッテリー上がりの際にも使えます。
難点としては、ガスを燃焼させてエンジンを回すので
- 排気(換気)に配慮必要
- 音がうるさい
- 運転時間が1.5時間程度と短い
逆にメリットとしては、
- エンジンでパワーが出せるので、ポタ電では使えないような電力の大きい家電を使える
- 事前の充電が不要
- 長期保存向き
- 給油の手間が不要
- 車のバッテリー上がりにも使える
ポタ電は中型の物で3万円前後なので、若干発電気の方が高いです。お互いのデメリットを補完しあえるメリットがあるので、両方購入できればベストです。
ハイブリッド自動車
上記の両方を兼ね備えたのがまさにハイブリッド車。しかもエアコンやTVという家電はあるし、充電もできるし、雨風もしのげるし、移動もできる。普段使いもできて、燃費が良いので家計にも優しい。
難点は、ガソリンやバッテリーが切れたら、車単独で発電・充電することができないということです。
ここのところガソリンも電気料金もどんどん値上げされてて、国から補助金が出ている間はまだいいですが、このまま永遠に補助金が出続けることはないかと思います。実際補助金と言っても、出どころは私達の税金から出ているわけですし、何だかなぁ〜って感じですね。
ポータブルバッテリー form LEAF
JVCケンウッドが、電気自動車の日産リーフの使用済みバッテリーを再利用してポタ電を作ったようです。元々自動車で使われていたバッテリーということで信頼性はピカイチ。
(ポタ電 from LEAF)
−20〜60度で使用できて、約2,000回の繰り返し充電が可能で、なんと満充電したまま1年間保管しても84%残っているなんて、化け物バッテリーですね。
但し、お値段が170,500円と目が飛び出てしまいますが。。。
太陽光発電(ソーラーパネル)
我が家は10年前に設置した太陽光発電がようやくプラス運用できるようになり、昼間エコキュートで炊き上げしたり、昼間のクーラー代分はまかなえていて、更に余った電力はエネゴリ君が買い取って(7ヶ月経過時点で約16,500円売電)くれているので、電気代はかなり抑えられていて本当に助かっています。これがなかったら電気料金がとんでもないことになっていたと思います。
予算がなくて蓄電池がないので貯めておくことはできないですが、停電時でも昼間の電気は専用コンセントから取り出せるので、万が一の場合は安心です。
ただやっぱり100万円以上の初期費用が掛かるので、簡単に購入を決めるわけにもいかないですが、いつも色んなサービス提供がされるカテエネから今回も面白いサービスが始まってました。
2つのプランがあって、一つ目はカテエネソーラーで、設置(※カテエネで設置はしないので、普通にハウスメーカや家電量販店などで購入・設置は必要)直後に一括で77万円(5kW〜10kW出力の場合、月額6,160円で太陽光を使い放題。出力によって受け取り金額及び月額支払い料金が異なる。詳しくは下記参照。)を受け取れるサービス。先払いではなくて先に10年分の売電費用を貰えるんですね。
しかも、6,160円/月×12ヶ月×10年=739,200円支払うことになりますが、一括で受け取る金額が77万円なので、30,800円お得になる。せっかくの使い放題でも昼間は不在で誰も電気を使わない場合は、6,160円/月は勿体ない気がしますが、そもそも最初に月額料金の前払いがされてますしね。
雨で発電されない日や、曇りで発電量が少ない日が多いと、太陽光を使えないのに定額支払なので損した気分になってしまいますが、定額料金は先に全額受け取っているので実質損はしてないですね。
もう一つのプランは、設置直後に一括で35.2万円(5kW出力の場合。出力によって受け取り金額が異なる。詳しくは下記参照。)を受け取れるサービス。一括で受け取れる金額は安くなりますが、月額支払い料金が無料になるプラン。太陽光発電した電気は全部使ってしまっても0円。
月額料金は無料で35.2万円貰えて10年使い放題ってどんなサービスなんですかね。ちょっと何言ってるのかわかんない(笑)
こちらも、元々無料なので雨や曇りの日でも実質損はしてません。
10年前はまだ売電価格が高かった(我が家の発電量は平均240kWh/月位で、42円/kWh×240kWh/月=10,080円/月)ですが、2023年は16円/kWhまで下がっているようなので、16円/kWh×240kWh/月=3,840円/月にしかならないんですね。
売っても3,840円/月にしかならないなら、3,840円×12ヶ月×10年=460,800円。上記のコースだと35.2万円貰えて使い放題だとしたらお得なのでは?
何だか狐に摘まれた気分ですが、気になる方は一度カテエネソーラーで問い合わせてみてください。
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