引き戸のスマートロック化

SESAME ガジェット

「ひらけゴマ!」でお馴染み(?)のスマートロック「セサミ」ご存じですか?

私はこういう類のガジェットが大大大好物なので早く試したかったのですが、残念なことに我が家は引き戸だったので指をくわえて見てる事しかできませんでした。。。泣

Blogタイトルにもあるように「楽して便利な生活」を手に入れたい気持ちは常にあって、試行錯誤してようやく引き戸の我が家でセサミを導入することに成功することができました。Blogを始める1発目としてご紹介させて頂きますので最後までお付き合い頂けると幸いです。

やる気スイッチON!

私の車は15年前の型式で、キーレスリモコンのボタン押してドアロックを解除し、鍵を回してエンジンをかける旧タイプでした。まだ現役バリバリで乗る気満々だったのですが、生活スタイルも変わって大きな車の必要がなくなり、燃費や維持費を軽減するため車を買い替えました。

初めてスマートキーで、ハンズフリーでのドア施開錠とスタートボタンでのエンジン始動・停止ができるようになり、今頃と思われるかも知れませんが、本当に楽で便利で機能ですね。
この車の乗り換えについても色々ご紹介したいことがあるのですが、長くなってしまうのでまた別の機会にしますね。

本題に戻りますが、スマートキーになってからは鍵を使うシーンが自宅玄関の施開錠だけになり、その為だけに鍵を出し入れするのがわずらわしく思うようになってきて、そこで何とか玄関の引き戸をスマートロック化できないかと私のやる気スイッチが入ったわけです。

調査1.最新市場調査

数年前に回転式のスマートロックが引き戸に対応してないのは確認済みですが技術は日進月歩。どこかのメーカが対応してくれているのではと最新のスマートロック市場を調べて直してみましたが、未だ引き戸には対応しておらず。。。

マンションは開き戸ばかりで、オシャレな一軒家は洋式が多いので当然開き戸で、引き戸の需要は減っているのでしょうか。そうは言ってもまだまだ昔ながらの日本家屋(≒引き戸)は大量に存在してて、潜在的需要はそれなりにあると思うんですが。

調査2.実はある引き戸タイプ

引き戸タイプがないと書きましたがが、ないわけではないんです。私が求めている条件と一致する仕様の商品がないだけです。ドアや壁に穴を開けるというかなり勇気のいるタイプや、価格面で条件を満足できませんでした。必須条件は下記の5点を満足できることでした。
 ・両面テープで簡単に取り付け可能
 ・価格は¥10,000以下
 ・スマホで操作可能
 ・防水対応
 ・故障時でも物理鍵で開けられる

参考に調査した引き戸対応のスマートロックをご紹介しておきます。

ID-602Bhook 
デジタルドアロック
ノアケル
リモック
無名メーカ?

調査3.ドア交換

ドアメーカからは引き戸用電気錠の純正品が出ていますが、ドア自体の交換や電気工事でウン十万コースとなってしまい条件に合いません。
開き戸に交換すれば解決するのですが、こちらも同様に交換・工事費が掛かるのでこちらも条件に合いません。

調査4.サムターン式に交換

引き戸タイプのサムターンを見つけました。(美和ロック 引戸鎌錠 シリンダー/サムターン BS35mm 扉厚33-41mm ステンレスヘアライン U9 FN-1 ST
ただ我が家のドアとはメーカが異なっていて取り付けできませんでした。¥5,000程なので、これが使えると条件が満足できたので残念です。

調査5.後付けサムターン

後付けサムターンではと思いましたが、ドアと壁側に穴空けが必要です。

調査6.改造

こうなったら最終手段、自分で改造するしかなさそうです。簡単に回転運動をスライド運動に変換するものがないかググってみると、プラモデルで有名なTAMIYAの工作シリーズがヒット。
これを改造すればなんとかなるかとも思ったのですが、樹脂製なので強度的に厳しい気がしました。

諦めきれず半日程検索していたところ、今回のコンセプトにぴったりの商品を発見したのです!!!


「テレレテッテレェ〜、引き戸回転ロックボルト〜」(※以降「引き戸回転ロックボルト」は「救世鍵」と略します。略してないですが。。。)

他にも似た救世鍵はありましたが1cm程度しかスライドしないので、ロック解除はできないのですが、今回発見した救世鍵は少し特殊でドアの左右どちらでも付けられるような構造になっていて、結果的に全体のスライドする距離が通常タイプの2倍の約2cmあり、我が家の引き戸にピッタリでした。
これが実際に使いものになるのかどうかわからないので、セサミの購入はひとまず我慢。
購入した救世鍵の動作を確認したのですが、今回求めていた機能を満足するものでした。これで念願の「セサミ」を購入することができます。

ここで改めてセサミについて軽くご紹介を。
現時点で最新は4世代目なのですが、初号機から他社より頭一つ、いや二つ抜けて安いのに、バージョンアップする度に性能UP、部品点数削減で故障率低下、部品減ったので更に値下げ、と素晴らしい企業努力。

社長のJermingさんは台湾出身なのですが日本語がお上手で、Appleのジョブズ氏のように自らセサミのプレゼンをされており、見ていただければわかりますがめっちゃお茶目です。いかにも人が良さそうで一瞬でファンになってしまいました。

セサミ本体は¥4.980と他社の半分以下! 私がセサミを選んだ決定的な理由はこの価格です。他社は軒並み1万円以上です。しかもサブスク式でもないので初期投資だけで済みます。

電子部品の入手性の問題でWiFiモジュールが¥1,000値上げ中ではありますが、それでも他社と比較するとこれまた格安の¥2,980。入手性が改善したら元の価格に戻すとのこと。こういう姿勢凄いですね。
値段が戻ってから購入しようかとも思ったのですが、送料が都度¥980掛かるので今回セサミ本体と同時購入しました。
WiFiモジュールはなくても困らないでしょうけど、応答性も早くなるようですし、外出先でも施開錠状態が確認できるので何かと便利ではないかと思います。

他にも壁にある電灯のスイッチや、家電製品のスイッチを押してくれるSESAME bot、自転車用ロック解錠できるSESAMEサイクルという商品も発売されています。我が家では今のところ活用するシーンがないのですが、購入して動かしてみたいです。

(写真:セサミ

ただ、これで全て解決したわけではありません。まだ問題があります。。。

問題点1.操作性

救世鍵の単品動作の状態で少し硬いのです。
構造を確認していないのですが、恐らくギアを使っておらず金属部分の摩擦力が高いのが理由ではないかと思います。一度バラして中身を見てみたいと思ったのですが、かなり固くて分解することができませんでした。そもそも今から使うのに壊すわけにはいきませんし。

操作が硬いのはスマートロックに負荷が加わるので余りよくありません。救世鍵にシリコンスプレーを吹いてみたのですが、改善しませんでした。
1個しか購入していないので、もしかすると個体差で固いだけなのかも知れません。この構造を自分で作る事ができるといいのですが、材料費・加工費・工数を考えたら今やる内容ではないので、もし救世鍵がダメだった場合に検討してみようかと思います。

問題点2.ドアレバーとの固定方法


本来と違う使い方なので当たり前ですが、救世鍵のスライド部とドアのレバーを固定するものがありません。スライド部はギリギリ2cm程で、穴を開けてネジで固定する程の余白もなく。
こういう時はDIYの助っ人である100均とホームセンターにLet’s Go〜!

残念ながら100均で良い部品は見つからなかったのですが、やり直しを想定して予備の両面テープを購入。そして後ほどご紹介しますが、1個お目当ての商品も購入しました。

続いてホームセンターでは、こちらも最初からお目当てにしていたフレーム補強材(コの字型をした金属レール)を発見。これが救世鍵に続く第二のカナメの部品で、ドアのレバーに引っ掛けるのに丁度良いのではないかと考えました。3種類程サイズがあったのですが少し大きめのサイズをチョイス。(隙間は滑り止め兼、固定兼、クッション替わりに両面テープを使用)

長さは1m程あるのですが実際に使うのは2cm程度なので水道のホースみたいに数cm単位で測り売りだといいのですが。ただ1mでも500円程なので予算内の出費です。これがないと始まらないですから。
念の為、直接固定する事も想定して、超強力な接着剤も購入しました。

問題点3.そもそも引き戸側のロックも硬い

我が家の引き戸のドアロックは手動で操作しても少し硬いんです。
普段使っていた右側のロック(戸先鍵)が硬いので、軽く操作できる中央の引違鍵でチャレンジ。
後で思ったのですが、可動するドアにセサミをつけるとドアを閉める度に毎回衝撃が加わるので、引違戸の動かない戸の方に固定しておいた方が良い気がしました。

問題点4.救世鍵とフレーム補強財の固定方法

救世鍵のスライド部にドアのレバーに引っ掛けるた為のフレーム用補強材を固定したいのですが、スライドで端から端まで2cmをフルで使用するため、固定用のスペースがなく横からの応力に対して接着剤で固定するには少し不安がありました。試していないので実際やってみたら上手く行くかも知れないのですが。

工具箱を漁っていたら昔の車で使っていたステー(取付金具)を見つけ、これがいい感じで仕事をしてくれそうです。ステーと救世鍵の固定は、救世鍵のスライド部とステー穴が一致していたので、ネジ・ナットを入れるとピッタリでした。今回使用したステーは「AMON S910」の表示がありましたが、エーモンのHPでは見つからなかったです。購入したのは20年程前なので、販売終了している商品かも知れません。参考までに実測したサイズは198*15*1or1.2mm?位でした。近いサイズはF216(198*15*1.2mm)ですが、使えるかは未確認です。

実はこのステーが第三のカナメの部品で、厚みや幅が大きいと救世鍵の隙間に入らないんです。3本持っていたステーでこの1本だけが条件をクリアできました。シンデレラフィットです。100均にも似たようなステーを見つけたのですが、厚みも幅も太かったです。普通は太い方が強度があって都合が良いはずなのですが、今回の用途では使えそうにありませんでした。

部品一覧

これで主要部品は揃いました。今回、購入・使用した部品を参考にご紹介しておきます。私の場合、たまたま家にあった部品などを流用しているのでセサミ関連以外としては¥2,000以下で揃える事ができました。一から全部揃えるとしても、電動ドライバーを含めても1万円以下で可能です。

電動ドリルは一家に1台あると何かと便利なので現在所有されていない場合は購入をオススメしますが、ホームセンターで時間当たり数百円でレンタルもされているのでそちらを利用するのもアリかと思います。バッテリー式の方が可搬性に優れていますが、バッテリー切れの心配があったり、価格が高いです。AC100V品であれば電池切れの心配もなくトルクもあって、¥3,000程度と安価です。

USB充電できる小さいタイプが、今一番欲しい道具の一つなのですが、今回アルミのフレームに穴を空ける場合、トルクが不足するかも知れないので、穴開けが可能なトルク調整ができるタイプが良いかと思います。

新規購入したのは下記の通り。
 ①セサミWiFiモジュール+送料: 4,980+2,980+980+税
 ②救世鍵 : 800円程度
 ③フレーム用補強材 : 500円程度
 ④強力両面テープ : 100円
 ⑤超強力接着剤 : 500円程度(結局こちらは使わず、ネジで固定しました。)

下記の部品・道具は手元にあった物です。購入するとした場合の参考価格も記載しておきます。
 ⑥ステー : 210円
 ⑦金属板 : ?円 (必要に応じて。)
 ⑧塩ビ板 : 100円 (必要に応じて。段差解消用)
 ・ネジ類 : 100円
 ・NFCタグ : 650円(Amazon等:1,000円/10枚。Edy等の使用済ICカード:0円)
 ・配線クリップ大 : 100円(ステーのブレ防止及び浮き防止用。)
 ・糸ノコ : 100円
 ・ヤスリ : 100円
 ・ペンチ : 100円
 ・釣り糸 : 100円(両面テープを剥がす必要なければ不要)
 ・カッター : 100円
 ・はさみ : 100円
 ・プラスドライバー : 100円
 ・ドリル歯 : 100円
 ・チャック : 800円程度
 ・電動ドリル : 5,000円程度
 ・アルコールスプレー : 100円程度(両面テープ貼付前の掃除用)
 ・ウエットティッシュ : 100円(両面テープ貼付前の掃除用)

組み立て手順

組み立ては以下の手順。

・②救世鍵の可動部裏面の隙間に⑥ステーを挿入。

・②救世鍵のスライド部の端にある⑥ステー穴をネジ・ワッシャー・ナットで固定。②救世鍵の裏面に④両面テープを貼付。

・⑦金属板に①セサミと②救世鍵を仮置きして、①セサミの爪の幅・高さを付属のドライバーを使って調整(幅:中、高さ:中)

・②救世鍵の回転部中心と①セサミの回転軸中心を合わせ、①セサミと②救世鍵の両面テープで⑦金属板に固定。貼り付け前にアルコールスプレーとウエットティッシュで汚れや油分を拭き取り、十分乾いた後に両面テープで貼り付けて30秒間押し付け。

・必要かどうかわからないのですが、回転する際に①セサミのつまみ部分が上下左右に勝手にオフセットしてサムターン位置に合わせてくれるのですが、この動きが若干遊びが大きくて、回転の中心が合わない時があるので、①セサミの爪と②救世鍵の隙間を埋めるために⑧塩ビ板を隙間サイズに合うようにカットして、④両面テープで①に爪内側に固定しました。
こちらはメーカ側では推奨されていない(そもそも引き戸が対象外なのですが)方法なのでやらない方が良いのかも知れません。

・③フレーム用補強材を引き戸のスライドレバーの幅に合うように糸ノコでカットし、カット部のバリ除去とエッジでドアに傷がつかないようヤスリでR(丸み)加工し、電動ドリルで穴を空けて、ネジ・ワッシャー・ナットで⑥ステーに固定。

・③フレーム用補強材の内側に④両面テープを小さくカットし貼り付け、引き戸鍵のレバーに合わせて、⑦金属板の裏面に④両面テープを貼り、引き戸に固定(※写真を撮り忘れたので、後の戸先錠側の写真になっています。) この時、引き戸の開閉方向と②救世鍵のスライド方向が合うように注意が必要です。

・最後に配線クリップ(上記写真の一番上に写っている灰色の部品)に⑥ステーの上側を通して固定。これは⑥ステーの強度が弱いので、①セサミが動作して⑥ステーが上下する際に③フレーム用補強材がドアのレバーから外れないための補強用です。
ステー下側は救世鍵の中に入れているので飛び出すことはないのですが、レバー部や更に上の部分は固定されていません。レバー部をネジで固定できると良いのですが、両面テープでの簡易固定のみなので心配です。この押さえが効かずレバーから外れてしまうと、セサミが動作してもドアのロックができなくなってしまうので。

これでようやくハードのセットアップは完了です!

セサミ セットアップ&稼働!

次にスマホにセサミOS2アプリをインストールし、セサミの電池を入れて(※電池が飛び出すので電池を押えながら絶縁シートを外す。)アプリ上で自宅のセサミを登録し、セサミのツマミを回して、施錠・開錠の位置を設定。
これで必要最低限のセットアップは完了です。実際にアプリで施錠・開錠してみます。

ポチッとな〜!「ウィ〜〜〜〜ン、カチャ」
うぉ〜っ!!! 自動で閉まったぁ〜!!! 開錠も〜!!! 素晴らしい〜!!! 感動です!!!

※2倍速にしています。こちらも動画撮り忘れのため、後の戸先錠での動作になります。
これで引き戸のスマートロック化成功です。お疲れ様でした。

WiFiモジュール(※電源アダプタは同梱されていないので別途USB電源が必要ですが、iPhoneの充電器など余っている物や、100均にある物で十分です。)もサクッと登録を済ませ、使っていない残高0円のEdyカードを玄関内側面に貼り付け、こちらもスマホに登録。駅の改札のようにタッチすると、少し反応遅いですが、アプリを起動しなくても、施錠・開錠ができました。外に別のカードを配置しなくてもドアにスマホを密着させればギリギリ反応しました。
AppleWatchにも登録、こちらもEdyと同様少し反応が遅いですね。ショートカットアプリでセサミと呪文「ひらけゴマ!」を登録してSiriで操作も完了。

開ける手段は色々ありますが、ウィジェットが一番早く使い易いかったです。
他にもホテルのようなオートロック機能、GPSによる帰宅時自動開錠、スマホをノックによる開錠、アレクサ連動など機能豊富ですが、オートロックはスマホを忘れた際に閉め出しされると困る、家の近所にきたけどまだ距離があるのに開錠されるのは困る、ノックによる開錠は出先にたまたまスマホをノックしてしまった際に勝手に自宅が開錠されるのが困る、他人が外から大きな声でたまたまキーワードを喋ってたまたま声が似ていて開錠されては困る、という理由で使っていません。
車みたいに2m程離れたら閉まって、Bluetoothの強い電波+ドアにタッチしたら自動で開いてくれると便利なんですが・・・これだけでも十分便利なのに人間って(私だけ?)贅沢ですね。

さて、こうして夢にまで見た、楽して便利なセサミ生活が始まったわけですが、いきなり2日目に大きな問題が。。。

不具合発生!!!

「ウィ〜ン、ガチャ、ガチャ、ガチャ・・・」と嫌な音がして、セサミが途中で止まるようになってしまいました。手動でドアのロック部をスライドしてみると硬くて手動でも上下ができなくなってました。結構重くてしっかりしたドアなのですが、押しつけるとロックが途中で止まってしまうようです。鍵用のスプレーを吹きかけたりしましたが解決しませんでした。

しかもロックが硬くて回らなかったため急激に電流を消耗したようで、アプリで表示されている表示が100%から一気に64%まで減少してました。また動作しなくなると怖いので、中央の引違鍵を利用するのは止めて、ドアの右側のロック(戸先鍵)で再チャレンジすることにしました。

セサミ移設

固定したセサミを移設しないといけないのですが、マイナスドライバーを突っ込んでテコで外すとドア側に傷がついたり、セサミが反ることで内部の電子回路に負荷が加わるのは避けたいです。こういう時に良い方法がありますのでご紹介しますね。

本当は強度があるステンレス製の細いワイヤーが良いのですが、ないので道具箱に入っていた釣り糸で代用。釣り糸を両手に巻き付けて(※怪我をするかも知れないので軍手等を使って下さい。)、ドアと金属板の隙間に釣り糸を通し、必殺仕事人の京本政樹さん風に「ギュイ〜〜〜ン」(※口に咥えなくてもいいです^^)少しずつ上下しながら引っ張ると少しずつ糸が隙間に食い込んで、ドアに傷をつけずセサミにも負荷を加えることなく両面テープを剥がすことができます。釣り糸だと切れてしまうかと思ったのですが意外と強く、少しだけ伸びてましたが切れることはありませんでした。もし切れてもまだ何十mもありますし、2重3重にすれば強度も上がります。
余りないかも知れないですが、車のドライブレコーダーを剥がしたりする時にも使える技なので覚えておくと便利です。

右側のドアに移設を終え試運転をしたのですが、やはりドアの鍵が硬いせいか、セサミから少し苦しそうな音が。「セサミ セットアップ&可動」に動画貼ってますが、2倍速で少し分かりにくいですが動きがぎこちないです。
何回か試してみましたが、前回のように途中で止まってしまうような現象は発生していませんが懸念は残ります。

懸念1.外から物理鍵を使っての施錠・開錠はできない。

救世鍵を使う事で回転→スライドへの変換はできているのですが、スライド→回転は固くて1mmも動きません。つまり外から物理鍵を使って鍵を手動で開けることができないのです。必然的にセサミが動作不能になると外からドアを開ける手段がなくなります。これはかなりの致命傷です。

家族が自宅にいる場合であれば、電話して中から手動で開けて貰えますが、不在の場合は外からは手も足も出せません。その為、引き戸以外の出入口(勝手口等)がない場合は怖くて使えません。本現象に限ったことではないですが、万が一セサミが壊れたり、電池切れで施錠・開錠ができなくなった場合でも家に入れる手段を準備しておくことは必須です。
引き戸がある家というのは恐らく1軒家の可能性が高いので、勝手口も併設されている可能性も高いかと思いますので、勝手口の鍵を持ち歩くと良いかも知れません。

もし外から開けられなくなった場合、鍵の修理屋さんに鍵に交換して貰うことになります。
知人の家の玄関の鍵が壊れて解除できない場面に出合わせたことがあり、鍵の修理屋さんを呼んだのですがすでに何件か依頼があるようで2時間外で待たされて、鍵交換(戸先錠の交換ですが、引違錠もセットの鍵なのでセットで交換して貰ってましたが、よく考えたら引違錠を使わないのであれば戸先錠だけで良かったですね。鍵を2個持てばいいだけなので。)でかなり高額な金額(確か5万円位)を請求されました。
ホームセンターに行って電動ドライバーとドリルと交換用の鍵を買ってきて、自分で鍵を破壊して交換するとしても、慣れない作業なので2〜3時間以上の時間と1〜2万円の費用は掛かると思います。
せっかくセサミを安価に購入できるのに、余計な出費は絶対に避けたいところです。

懸念2.奥までちゃんと閉めないとダメ

開き戸はほぼ自動でドアが定位置に戻ってくれるので心配ないと思うのですが引き戸の場合、少しずれた位置で止めてしまうことがあります。
そうするとロックする位置が少しズレているので施錠できず、セサミの爪やモータや電池への負荷が加わり、最悪の場合壊れる可能性があるので確実に閉めるように注意が必要です。

懸念3.固さによる電池消耗

繰り返し触れていますが、救世鍵も我が家の引き戸ロックも固いのでセサミに大きな負荷が加わっている可能性があります。
その為セサミ自体の寿命が短くなる可能性やギアやモータが壊れてしまう可能性があるのと、電池自体の消費電流も増えるので電池残量の頻繁な確認(寿命は510日(10回/日稼働)みたいです。)が必要です。あまりにも電池消費が激しいと、せっかくセサミ本体が安いのに頻繁な電池交換でランニングコストが高くなり本末転倒です。

懸念4.部品強度

取付金具固定用のネジの強度が不明です。もしネジが折れたら施錠・開錠が効かなくなります。
毎日何回か可動するのでナットが緩まないかも心配です。

番外編1


この鍵、一度は見たことあるのではないでしょうか。100均で購入した窓の補助鍵で回転→スライド運動させる商品です。この商品、操作がめっちゃ軽いんです。但し、3点問題があります。

1.約4回転する必要がある
操作が軽い代わりに回転を約4回転する必要があるんです。実はセサミは他社で対応していない360度以上の回転にも対応しているとの記載(「セサミ3は、サムターンの回転角度が360度以上の鍵にも対応しておりますが・・・」)を見つけたのですが、試す前に固定してしまったので検証することができていません。もし4回転も対応できるなら、現在ある硬い点については改善されるはず。但し、359度という記載もあるのでどちらが正しいのか不明です。

2.回転数が多い
通常のロックの回転角は90〜180度位かと思いますが、上記にあるように4回転しないといけないため、その分多めの電力消費が必要になるので、通常寿命が仮に180度で計算されているとしたら、4回転なので寿命が単純に1/8(4回転×360度/180度=8)になってしまいます。
510日/8≒64日、約2ヶ月となるとランニングコストが良くありません。

3.スライド部が大きい
スライドする部分の幅が広いので、このままではドアのロック部分には使えません。ドアに固定する為の平面もないので何か工夫が必要です。
入手性、コスト的にも非常に優れた商品なので使いこなせたら良かったのですが、回転数と寿命がネックです。

番外編2


こちらの鍵、ストロークが長そうです。裏面をみるとスライドする部分の横に軸があるので、ギア式だと思われます。ギア式であれば操作性が軽い可能性が高いです。
ただ裏面の軸が飛び出しているのと、固定する面積が狭いのでこのままだと少し使いづらそうです。試しに購入してみました。

やはり想定していたようにギア式で、操作性は現在稼働中の救世鍵より軽いです。可動域も2cm程度で条件はクリアできています。裏面軸の飛び出しはやはり邪魔ですが、カットはできないので使う場合は何か工夫が必要そうです。

現在の救世鍵を入れ替えるにしても、構造を考えないといけないです。

番外編3

こちらの商品のストロークは6cm程ありそうで、使いやすそうです。ただ価格が少し高いのと、回転軸が長く邪魔になるので、そのままは使えなさそうです。このストロークだけ欲しいです。

他社品比較

Qrio
セサミより前に知りましたが、知らない間にNFC&暗証キーパット出てるんですね。IP4Xなので防水性はないですが、スマホを持てないお子さん等にキーレスがあるのは便利。本体は電池2本ですが+2本でバックアップ機能付で3年と長寿命なのも良いです。

SwitchBot
指紋認証とキー入力とNFC対応のキーパッドは、スマホを取り出さなくても開けられるので魅力的!
キーパッドは電池式(CR123A×2本/2年)で、IP65なので防水性もありそうですね。

SADIOT LOCK
キーレスが安いのはいいですね。

デザイン価格キーパッドキーレス
電池
(CR123A)
WiFi/HubSmart
Speaker
Apple
Watch
NFCサムターン
アダプタ
セサミSESAME
   

¥4,980

1.5年/2本

¥2,980
◎カスタム
¥600
Qrio
¥25,300

¥21,900

¥6,600

3年/4本

¥9,680
△4種類
¥1,650
SwitchBot
¥9,980
◎(指紋)
¥7,981

180日/2本

¥3,946
△5種類
¥980
SADIOT LOCK
¥13,200

¥3,300

1年/2本

¥4,950
○同梱3種類のみ
                          スマートロック比較

見てお分かり頂けるかと思いますが、セサミのコスパが際立ってます。
また、どんな形状のサムターンでもアダプタを3Dプリンタで低価格でカスタム対応して貰えるのも嬉しいサービスですね。
ただ、他社さんにはキーレスやキーパッドがあるので、意見は別れるかと思います。

最後に

私と同じ引き戸族でスマートロックを使えず歯痒い思いをされている方がいらっしゃるかと思います。
もし同じようなことをやってみようと思われた場合、メリットだけではなくデメリットに対して十分に配慮した上で試してください。もし失敗したとしても初期投資が小さくて済むセサミはオススメです。(不要になればフリマで販売すれば、数千円の出費で済みます。)

公式HPでも対応できない鍵として「引き戸タイプの上下スライド式のサムターン」の明記がされています。企業努力でスマートに仕上がったセサミなので、何とか引き戸の標準対応に期待したいです。

もっと良い方法がないか引き続き検討中です。良い結果が出ましたらまたこちらでご紹介させていただきます。これからも皆さんのスマートライフを応援します。

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