【お買い得&便利】標準装備にすべき バックミラーモニターは安全ドライバーのお守り

あれだけ大きなニュースになって道路交通法も改正されたのに、未だあおり運転をニュースやYouTubeでよく見かけます。
多くの方がドライブレコーダーをつけらるようになってきましたが、元々は事故発生時の証拠用だったと思うんですが、最近はあおり運転の証拠用になってきてますね。

あおり運転への抑制効果絶大!

最近は単なるドライブレコーダーではなく、ドライブレコーダーが内蔵されたバックミラーモニター(デジタルインナーミラーとも呼ばれてます)がトレンドになってきています。
以前乗っていた車のリアウィンドウにスモークを貼っていたのですが、夜になると視界が少し悪かったのでバックミラー替わりとして導入したんですが、これを付けてからピッタリ付けてあおってきた後続車がカメラで撮られているのに気がついて、必要以上に距離を空けてくれるようになりました。私を猛スピードで追い越した後は別の車の後尾にピッタリつけてました。しかもそういった経験は1台や2台じゃなくて、3年で20台以上はありました。これって凄くないですか? 自動車メーカーさん、早く全車標準で搭載して下さい!

トラブルが発生してからの証拠用としてではなく、あおり運転の被害を受ける前の抑制効果としても十分性能を果たしてくれてるので導入して本当に良かったです。
皆さんに強く取り付けをオススメします。→バックミラーモニター
(写真:Amazon

自動車メーカーさんでも採用が少しずつ増えて来ましたが、上位車種専用オプション等で価格もまだまだ高く、5万円とかになると簡単には手を出せないですが、海外製であれば1万円弱で入手できます。夏場炎天下の青空駐車場で壊れないか心配でしたが、3年程経過しても今のところ壊れていません。3回程録画できていなかったこともあったのですが、ロックされたファイルが増えすぎたようで、メモリカードを初期化したら解消しました。この程度の症状は国内製の安いメーカでもよくあるのでそんなに気にしていません。録画されていれば一番良いですが、常時写っていることが後続車に伝わることであおり運転の抑制効果はあるので、それだけでもつける価値はあると思います。1万円弱で危険を避けられるのであれば安いお守りだと思います。

メリット

個人的にもう一つ気に入ってるポイントとして、バックミラーモニターを見ても後ろの人と目が合わないんです。目が合うと自分も相手も何だか気まずくないですか? モニター状態だと自分の顔をミラーに映らないので、どれだけガン見しても目が合う事がありません^^
ミラーの前に手をかざしても、顔を覗き込んでも映らないので変な感じですよ。

また、家族で運転を交代する際に、座高が異なる場合でもミラーの角度を調整しなくても任意の角度から見れる点も地味に良い点です。

どのメーカでもほぼ同じ機能を持ってるので、価格と口コミを見て決める感じになると思います。ここで基本的な機能について説明しておきます。

リアカメラ

分離式のリアカメラですが、別売りオプション設定されている場合もあるので、説明欄をよく確認して購入して下さい。

後述しますが、リアカメラへの配線長は余裕を持った長さにした方が良いです。私は軽自動車ですが、ギリギリの長さだったので。

メモリカード

メモリは内蔵式ではなく、MicroSDカードがほとんどだと思いますが、同梱されている場合もありますし、別売りされている場合もあるので、オプション内容をよく確認して下さい。余り容量が小さいと上書き回数も増えるので出来れば大きめのサイズをオススメします。

GPS

GPSは、ほとんど外付けタイプでオプションになっていると思います。位置情報まで必要ということは余りないような気がするのですが、時計機能の時間補正にもGPSが使われているはずなので、時間を合わせる必要がないのであると便利かも知れません。
そうそう、最近の車に時計が搭載されなくなってるので、ミラー上に表示される時間と日付、結構都合良いんです。(機種によっては、時計表示を消す機能もあるみたいです。)

フロントカメラ

このタイプはフロントカメラがモニターミラーと一体しているはずですが、カメラ部分を横に伸ばす機能や角度調整機能があると便利だと思います。
(写真:Amazon

ミラー機能

一応、画面表示をオフにすると多少ミラーっぽくはなりますが、車内の写り込みがあったりしてほぼ使い物になりません。ミラーとして使うシーンはほぼないので気にしなくてもいいかと思います。

ドライブレコーダーと同等以上

衝撃時の動画自動ロック、再生、消去、フォーマット、時計、言語、音、周波数切り替え、内蔵バッテリー(駐車場衝撃自動録画対応)に加え、バック時のライン表示、車線逸脱警告等々、機能盛り沢山でドライブレコーダーと同等以上の性能だと思います。※メーカー、グレードで多少機能に差はあると思います。
取説が英語の場合もありますが、操作もミラー上の文字をタッチすれば反応するタッチパネル式なので取説を読まなくても、ある程度感覚で操作できると思います。

ブラインド スポット デテクション

最近の車の横に近づくとサイドミラー部分のLEDが点灯して、左右後方の死角を検知して警告するブラインドスポットデテクション(BSD)システムがありますが、デジタルインナーミラーでもBSDに対応した機種も出てきたようです。リアカメラ画像でのAIによる判断だと思われるので、死角を全て検出できるわけではないかも知れないですが、「安全機能」が「安価」で「簡単」に「後付け」できるのはお得です。

駐車中にイタズラされる被害もよくニュースで流れてますが、衝撃があればバッテリーで動作する機能を持つ機種もあるので、防犯用としても活躍しそうです。

電源

電源はシガーライター、USB、直結式と大きく分けて3種類かと思います。配線をスッキリさせたい場合は直結式ですが少し手間なので、USBかシガーライターが差し込むだけなのでお手軽かと思います。

自分で配線、出来なければ持ち込み

見た目を気にしないのであれば、配線を剥き出し状態でも設置は可能なのでDIY(Do It Yourself:自分で取り付けること。日曜大工の延長みたいな事ですね。)の敷居はそんなに高くないです。私は車をイジるのが嫌いではないのと、お店に頼むと¥5,000程取られそうなので自分でできそうなことならやっちゃいます。

元々は乗り物酔いするので車自体がそんなに好きではなかったのと、ましてやイジるなんてとんでもなかったのですが、田舎だと車がないと生活できないのと、身の回りに詳しい人がいて、色々話を聞いてるうちに車にも興味が湧いてきて、備品を取り付けて貰ってるの見てたら意外と簡単そうだったので真似してやってみたら、下手ですが何とか出来ました。

Yotubeでも詳しく取り付け手順を説明されているので、見ながらすればそんなに難しい作業はないです。動画なので商品の取説見てやるより分かり易いです。特殊な道具がなくても、針金(クリーニングで貰えた針金ハンガーや、100均の手で曲がられる少し柔らかい針金の2種類を適宜使い分け)とドライバーとペンチとビニールテープがあれば十分かと思います。

私は内張剥がしの道具は持ってないのですが、手で思い切って剥がせば簡単に外れます。(※運が悪くて割れたりする場合もあるかも知れないので、心配な方は専用工具を使うかお店で取り付けして貰って下さい。)コツは「思い切ってやる」だけです。(笑)

ただ今回、以外と苦労したことが2点ありました。
1点目はリアハッチの蛇腹の中への通線(中上級レベル)でした。前の車の時は大変そうなので省略して剥き出しの配線にしてましたが、今回はYotubeを見て試しにやってみたんですが、蛇腹がL字に曲がっている部分に針金を通すのと、通った後に太いコネクタを通すのに苦労しました。
蛇腹内部は他の配線でパンパンですし、無理やり通そうとすると蛇腹を破ってしまう恐れもあり、雨の際に水が侵入して電気系統に影響する可能性があるので、無理にやらない方がいいと思います。心配な方はリアドアの内張にはわせるだけでいいです。

2点目は、いつもなら簡単なはずのフロントAピラーから運転席下への通線です。内部はスカスカなんですがピラーの隙間が狭く、大きなコネクタを通すのに意外と苦労しましたが、時間をかければできる作業です。

とは言っても、こんなの取り付けできないという方は、購入だけしてオートバックス等に持ち込めば有料になりますが取り付けてくれずはずです。(※念の為、購入に店に確認して下さい。
ドライブレコーダーではないでのすが、以前自分でAmazonで安くバッテリーを購入してオートバックスに持ち込んで取り付けだけやって貰ったことがあります。数年前ですが確か1,000円位だったかと思います。店舗で販売されているバッテリーって滅茶苦茶高いんですよね。ディーラーの価格も高くて、おまかせでやって貰うと請求額に驚かされます。
ネットだと全く同じ商品なのにほぼ半額なんて事もあります。自宅に届いたら車に乗せて店頭で取り付け代金を支払うだけなので簡単です。 
以前は自分で交換してたんですが、最近の車はバックアップ電源なしでバッテリーを交換してしまうと防犯機能等でトラブルになる場合があるようなので、自分ではやらなくなりました。専用のバックアップ電源も売ってますが頻繁にバッテリー交換しないですし、1000円程度でやって貰えるならお得だと思います。

注意点

バックカメラへのケーブルの長さを測定していなかったのでわからないのですが、以前乗っていたロングボディの車でも問題なく取り付けできていたので今回の軽自動車であれば余裕だと思っていたのですが、いざ配線してみるとギリギリでパッツンパッツンでした。N-BOXのバックミラーが意外と手前についていて、天井裏に通すのに少し遠まわりしたのと、リアハッチの蛇腹を通したのは今回初めてなので、その辺りの引き回しが原因ではないかと思います。ケーブルはイヤホンのジャック形状のようなコネクタだったのですが、手持ちの延長ケーブルのコネクタ形状とは一致するものがありませんでした。
なので購入前にご自分の車の配線する長さに対して、余裕を持ったケーブルの物を入手頂く方が安心かと思います。

カメラ外付け不要

昔まではナンバープレートの近くにカメラを配置する事が多かったですが、カメラの防水性能も必要ですし、外に配線通すのは結構大変で、社内に水が入らないようにも注意が必要で素人にはハードルが高かったのですが、最近のカメラはリアウィンドウの内側に貼っても十分使えます。

そこそこ濃いめのスモークが貼られていても赤外線対応カメラなので、暗闇でもクリアに見えます。※ほぼ見てきた物は赤外線対応でしたが、もしかすると対応していない可能性もあるかも知れないので仕様は良く確認して下さい。リアカメラに「赤外線」の記載があれば大丈夫です。

広角カメラの性能アップにより、カメラを動かさなくても、モニター側でタッチするだけで上下に画像を切り替えする事も出来るので、バックの際にも便利です。

内側にカメラを設置した場合、雨の日にリアウィンドウに水滴が付くとボヤけるのでワイパーはたまにつけてあげる必要がありますが、外付け場合はワイパーでも水滴取れないので逆に便利ではないかと思います。

危険運転の証拠

半年程前の通勤時に急な割り込みをされて危なく追突しそうになることがありました。頭に血が昇りましたが、ここであおり運転をしたら相手と同レベルです。

深呼吸をしてカメラのロックボタンを押して上書きされないように保存し、帰りに最寄りの警察に持ち込みました。画像を持ってきてるかとすぐ聞かれたので、持ち込んだメモリを渡しました。簡単な事情聴取の後、しばらく待たされて戻ってきた警官に

「画像が鮮明ではなく、ナンバープレートが確実に読み取れないので受付できない。」

えっ!嘘でしょ〜!? 確かに少しぼやけてはいますが、読み取りできなくはないです。これだけの証拠出しても受け付けてくれないってお巡りさん、あんな運転する人は常にそういう運転をしてるから、大きな事故を起こして怪我人が出る前に注意を促さないと駄目なんじゃないですかね。

さすがにTVで連日報道されていた高速道路での蛇行運転や停止、暴力があれば間違いなく、警察も動いてくれたと思いますが、比べてしまうと今回受けた行為は大したことないと思われたのかも知れません。こちらだけが時間を無駄にした気分です。TV局のニュース番組に投稿した方がマシかも知れません。

後で確認したらドライブレコーダーの画像精度が「中」になってましたが、「高」にしておけばちゃんと検挙してくれたのでしょうかね。。。次またやられたら再度持ち込みしてどうなるか検証してみたいと思います。

デメリット

1台しか使ったことがないので、他も同じかどうかわからないのですが、3点だけデメリットがあります。

1.リアカメラが広角レンズのため、通常のバックミラーより広い範囲を確認できるので便利なのですが、その分バックミラーで見るイメージより後ろの車が小さく見えてしまいます。その為、自分は距離が十分空いていると思って車線変更しようとサイドミラーや目視で斜め後ろを確認すると、思っているより近い位置にいるのでハッとします。距離感を掴むまでに時間が必要です。

2.フロントカメラには補正機能がついていますが、リアカメラには補正機能がついておらず、遠くにいる車がハイビームにしていないのに、ハイビームにしているかのように明るく見えて、少し眩しく感じることがたまにあります。サイドミラーで見ると全然問題ないので、後続車のライトの光軸が少し上向きになっているのではないかと予測しています。背後からの朝日でも同じように眩しく感じることがありますが、実際のハイビームよりは眩しくはないです。
3年前の機種なので最近の機種では改善されているかも知れません。

3. 前の車の時に地デジTVへの影響が少しだけあって、フルセグがワンセグになってしまいました。確認しながら配線の引き回しを変えたら問題なかったのかも知れません。と言うのも今回車を乗り換えた際にミラーを移設したのですが、今回は問題なくフルセグが表示されているので。

まとめ

昔は、海外製は安かろう悪かろうの品質でしたが、最近は安くても良い品質の物も増えてきていると思います。(全部とは言いませんが。)
心配な方は国内製を購入した方が良いと思いますが、1万円で数年使って壊れたら新しい機能が追加になった新機種を購入するのもいいかと思います。
ご紹介してきたようにこの商品を取り付けるメリットは十分あります。お値段以上のバックミラーモニター是非お試し下さい。

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