【困ってる人必見】DIYでできる引き戸のスマートロック化 <第二章>

スマートロック

同じ救世鍵でスマートロック化!!!

救世鍵を使って引き戸をスマートロック化するなんて何て凄いアイデアなんだと自画自賛していたのですが、全く同じ救世鍵で引き戸をスマートロック化されている方(リンク:YouTube)がいらっしゃって驚きました。

我が家のドアのようにロックが硬くないようで、救世鍵とドアのレバーを両面テープのような物で固定されているようです。見た目ゴチャゴチャしておらず、まさに「スマート」なスタイル。これが出来れば一番良かったのですが

後付けサムターン

こちらの方は、後付けサムターン+セサミでスマートロック化に成功されています。
皆さん色々と工夫されてますね。

やっぱり我が家の鍵は固い

施錠・開錠時のセサミのモーター音が苦しそうだったので気にはなっていたのですが、我が家の鍵&救世鍵が固いせいで電池の消耗が想定外に激しいです。これだと電池が2週間程しか持たなそうなので、またセサミを外して別の案を検討することにしました。せっかく上手く行ったと思ってたのに。。。泣

正解発見!!!

1年も前にUPされているのに今まで何故検索できなかったんだろう。。。これを知ってたら遠回りしなくても良かったのに。まだまだ検索能力が足りないと反省です。
文字だけで検索していたのが原因だったのか写真で検索したら「正解」を見つけました。

この方、天才です。私は楕円形のクランクのようなもので出来ないか検討したことがあるのですが、こんな簡単な仕組みで回転運動とスライド運動を変換できるなんて。しかもセサミのJerming社長さんが直接このツイートに対し「セサミユーザーに提供します!」とのツイート。社長の折り紙付きです。素晴らしい〜!
(写真:twitter引用)

ただ・・・ツイートから1年経過しているのですが未だに正式対応されてないです。ネックであるドアレバーとの固定方法に苦戦しているのでしょうか。早くメーカー純正での対応されるといいですね。

動画を見た感じスムーズで軽い動作をしてますし、何より外から鍵での開閉も可能とのことで、現在私が抱えている全ての問題を一発で解消できる素晴らしいアイデアです!この動画に感謝です。

早速改造

早速改造開始! この短いステーはAmazonでポチりました。(※先日確認した際は何故か在庫切れになってて、リンク先がL字になっていることもあったので間違えないようにちゃんと確認して購入して下さい。)
(写真:Amazon

右端の戸先鍵はやはり硬いのですが、これは今回の構造でも解決できない我が家だけの問題です。真ん中の引違戸で再々チャレンジしてみます。今回ドアの鍵部分を裏面からきれいに掃除してみたら、少しだけ硬くなることが少なくなりました。

後、少しでもドアがズレてしまうとロックが動かなくなるので、ドア下のレール部分にクサビを入れて締切側のドアがズレないように固定したところ、今のところ良好です。これでしばらく様子見です。可動する側のドアは最後まで閉める注意は必須です。

尚、購入したステーですが、仕上げ加工がされてなくてエッジにバリ(金型で板金を抜いた時の飛び出した金属)が出ているので、触る際に怪我をしないように注意が必要です。あまりひどい場合はヤスリでバリ取りした方がいいです。

参考にした動画ではステイが 3枚ずつセットにされてますが、強度はありそうなので1枚で試してみます。ネジは動作中に緩んでこないようにダブルナット(ナットを2個重ねてお互いに閉まる方向に回転して締め付け)してます。意味ないかも知れないですが気休めに3個にしてます。たまに確認するとナットが緩んでるので完璧ではなさそうです。ダブルナットを2重にした方がマシかも知れません。

この方の引違戸のレバーにはネジ穴があるようで、ステーをネジで固定できるようですが、我が家のレバーにはネジ穴がないので、前回作成したコの字型のフレーム用補強材と長いステーセットをそのまま流用します。

ただこのステーだけだと、左右・前後にフラフラしてしまう(だから3枚セットで使用されていた?)ので、家に余っていたコードを隠すためのコードカバー(100均)を使用。これが長いステーの大きさにシンデレラフィットしてて、このために作られた部品のようにしっくりしてます。

糸ノコで適度な長さにカットして、長いステーの上下にはめてドアに両面テープでドアに固定。見た目は決して良くないのですが、このコードカバーがないとすぐにコの字型のレール用補強材がすぐ外れてしまって使い物にならないので必須です。

レール用補強材の上部に穴を空けて、ネジとナットで締め付けてドアのレバーに固定すれば不要かも知れませんが、余り隙間がないので一旦これで様子見です。

尚、今回購入したステーの幅が広くて、そのままだとセサミにはめることができませんでした。セサミのつまみ部のネジで調整すれば入れられるのですが、金属板とセサミを固定していてドライバーを入れるスペースがないためネジを外せない&両面テープを剥がしたくないので、余っているレール用補強材をカットして、それをステーに固定して、セサミの回転部で挟み込むことにしました。

ただこれだけだと完全にセサミに固定できているわけでないので、セサミを動作させるとすぐ外れてしまいました。
オモチャを分解して取っておいたバネを金属板とセサミの隙間に入れて押しつけるようにしたら外れなくなりました。ただセサミを金属板から外す方向に力が常時加わっていて良くないので、別の方法が良いと思います。例えばゴムホースを隙間と同じ長さにカットして、更に縦に切れ目を入れてネジに被せた後でホース外周をテープで巻いてみればいけそうな気がします。
 

参考にした動画では、ステーを3枚×2セット使われており、かつドアレバー部にネジ止めされているため、我が家のようなグラグラになっていないのか、スマートさが全然違いますね。
まずは正常に動作させることが第一目標なので、見た目のスマートさは次の課題にしようかと思います^^;

セサミのレバーを回してみると、楽に施開錠ができました。これなら前回のようにモーターや電池にストレスが加わらないです。しかも今回は、外からの鍵で施開錠が可能になります! 前回は満たす事が出来なかった課題でした。
これであれば勝手口がない家や、セサミが故障した場合でも、物理鍵さえあれば手動で開けられるので安心です。本当に凄い構造です!

可動部の準備は終わったので、再度施錠・開錠をセサミアプリでセットしたのですが、「間隔が近過ぎて設定できない」という旨のメッセージが表示されました。え〜近くてダメなんてことあるの。。。こんなに頑張ってセットしたのに使えないなんて。。。

何度か試したらセットはできるようになったのですが、スマホで施・開錠してみると、開錠だけが効かない。。。鍵は開錠されてるのに、セサミのアプリが開錠と認識してなくて、画面表示は施錠表示のまま。何故だぁ〜〜〜〜!!!

何度か設定からやり直してみたのですが状況は変わらず。どうしようかと思ったのですが、思い切ってセサミを開錠側に多めに回してみたら開錠を認識しました! ドアの開錠はできていたのですが、最後まで届いてなかったようでそこまで回すことで正常に動作するようになりました。ここまで頑張ってやったのに出来ないかと思ったのでホント良かったです。

念の為外から鍵を使って何回か開け閉め、スマホで開け閉めを繰り返していたら、途中で鍵が回らなくなりました。もしものことがあると心配だったので、リビング窓の鍵を開けておいて良かったです。皆さんも別の入り口を準備しておくか、家の中に誰かいてもらって2人作業する等注意して下さい。窓から中に入ってみると180度を超えない位置に施錠・開錠位置を設定していたはずですが、何故かステーの繋ぎ目が逆側(200度位の位置)に曲がってました。

これに関してはやる前から少し気になっていたので、対策はすぐに見つかりました。工具箱にL字のステーがあったので、これを約170度の位置に固定してこれ以上の角度に広がらないようにしました。これで何度か試してみましたが問題なさそうです。以前は苦しそうに回っていたセサミのモーター音も軽やかになりました。改良された引き戸スマートロックをご覧ください。(※何故か動画をUPすると速度が遅くなってしまいます。実際はもっと早いです。)

これに交換できれば120点

レバー部にネジがついている引違鍵に交換できるドアであれば、我が家のような複雑な構造を追加する必要がなく、そのまま直接ステーをこのレバーのネジ穴に固定できるはずなので、シンプルな構成になります。
(写真:Amazon

約¥5,000の鍵毎交換でディンプルキーになり信頼性も高くなり、無駄な構造が不要で作業時間も時短もできて良さそうですね。ただ外側のドア構造が異なるので我が家では使えず断念。内側ドアの部分だけ交換でも交換できればいいのですが、恐らく内部構造が異なるので無理な気がします。

結合部の鍵を掛ける部分の爪などの位置や構造が同じであれば、物理キーは今と同じ物が使えるので便利なのですが。使えるか分からないのに¥5,000は少し手が出せないですね。

この商品の説明文を見て気がついたのですが、網戸対応とありますね。恐らくロックのレバー部の飛び出しが低いのは、網戸が引っかからないようにするためなんでしょうね。なるほどなるほど。そのせいでレバーを引っ掛けにくくなってるんですが。。。

セサミファミリー

セサミには、スマートロック以外にも2種類シリーズ商品があります。
(写真:Candy House

物理スイッチを押すことができるスイッチボットと、自転車用のロックができるセサミサイクルです。今のところ我が家では他社のスマートリモコンを導入済で、ある程度スマート化が出来ており、物理スイッチを自動化したいという用途が見当たらないので、スマートボットは導入していません。

また自転車も頻繁に乗る状況ではないので、セサミサイクルも未導入です。自転車メインだったら絶対に購入してますね。夜暗いところで鍵を空けるのは難しいのと自転車の鍵ってなくしちゃいそうですからね。

セサミではないですが、スマートガジェットは色々とあるので別の機会にご紹介します。

第二章を終えて

救世鍵でスマートロック化ができた時は嬉しかったですが、数日で取り外しすることになって悔しい思いをしましたが、公開いただいていた情報で抱えていた問題を一気に解決することができました。

見た目はまだまだスマートではありませんが、機能としては十分スマートになりました。
ただネジ部分などの不安要素はまだ残っているので、状況見つつまた改善していきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました