【更に便利に】引き戸のスマートロック化 <第三章>

スマートロック

お盆休み中にSmartbotロックを取り付けようと楽しみに待っていたのですが遅延で間に合わず。お盆明けに届いてすぐにHubに登録、初期動作確認や指紋登録までは前回検証済みです。ようやく少し時間ができたので玄関ドアに取り付けます。

セサミからの乗り換え

最初はコスパ日本一のセサミ引き戸スマートロック化の運用開始したのですが、屋外対応されている指紋認証機能を持ったSmartbotキーパッドタッチを導入したいが為に、ロックのセットを購入しました。キーパッドはそこそこ高いのですが、プライムデーでお得に購入できました。セサミのJerming社長さん、浮気してゴメンなさい! でもセサミは実家(開き戸なので取り付けは楽勝)で引き続き使わせて貰います。

完成形

いつもは最後にお見せしてましたが、今回は最初に完成形をご覧ください。いい感じですね。

ちょっと貼る場所をミスったのですが、今のところは落ちずに調子良さそうです。念の為、前回同様上部のフックに引っ掛けて万が一外れても床に落ちないように配慮しておきます。
セサミで実績があったので簡単に取り替え出来るかと思ったのですが、両者の仕様に相違点があって少し改良が必要でした。

ドアをつまむ部品の位置が低い


写真を見ていただくと分かるかと思いますが、SmartBotロック(左)のドアをつまむ部分の位置が低いため、土台のかさ上げが必要でした。その点、セサミ(右)はスペースに余裕があったのでかさ上げが不要でした。ロックは元々厚みがあるのですが、かさ上げをする事で更に飛び出すので少し見た目がスマートではなくなりました。ここはセサミに軍配です。

かさ上げと言っても、セサミと同じような構造で、ネジを緩めてベースアダプターの位置を変えるだけなので難しいことではありませんが、自作の金具がうまく収まる高さに調整する必要があります。細かいピッチで調整できるので、困ることはないと思います。

サムターンホルダーが3種類しかない

最初に作成した比較表にも記載してましたが、ロックのサムターンホルダーは3種類しかありません。一番大きなサイズでもギリギリでしたが、出来ればワンサイズ大きなのがあると良かったです。
その点セサミは、ネジで幅と高さを交換出来るので汎用性が高かったです。また有料ではありますが、形状を測定して連絡すると3Dプリンタでカスタム対応可能なので、ここについてもセサミに軍配です。


但し、SmartBotのHPを見てみたら、特殊サムターンホルダー5種類が980円で販売されてました!しかも今なら10日間?限定でクーポンコード【LOCK980】を入力することで無料で買えるみたいですね! 地域によるかも知れませんが送料も無料でした。無料期間延長されるのか分かりませんが欲しい方はお早めに。

セサミの時はサムターンホルダーの位置が奥まっていたので問題なかったのですが、ロックの場合、前の金具をそのまま使うと動作中にすっぽり抜けてしまうようになりました。
たまたま工具箱にあった薄い板金があったのでカッターで傷を付けて何度か折り曲げてカットしてひっかかる金具を作って、ステーにネジ止めしました。これで抜けることはなさそうです。

動作確認音

開閉時に本体からピッという音が鳴るので分かり易い点は良いですね。セサミにはなかったので、SmartBotに軍配。

回転角

セサミの際も同様だったのですが、引戸+ステーだと回転角(ぱっと見ですが20度位)が狭いので施錠・解錠の設定範囲が設定出来ない現象が発生しました。セサミの際に回避策は見つかったので今回も同じように多めに回転させて一度解錠をアプリで認識させて、正しい位置に戻すことで設定が出来ました。同じ対策で回避出来て良かったです。
※最初にガッチリ嵌めてしまってから設定できないことが分かったので、再度ネジを外すはめになりました。最初に一度仮止めをして確認したほうがいいかも知れません。

複数インターフェース

今なら(※終了時期不明です。)アンケートに答えるだけで全員プレゼント(リモートボタン、温湿度計、プラグミニの何れか一点)されるリモートボタンも届きました。こちらはカーテンかプラグミニかロックの何れかに紐付けできますが、勿論ロックに紐付けするために選びました。通常小さい程嬉しいですが、逆に小さすぎる程です。


玄関の屋内側の動線上に取り付けて、出掛ける時に解除、帰ってきた時には施錠用のスイッチとして使っていますが便利です。セサミはスマホ前提の商品なので、このような周辺機器がまだないのでロックの軍配です。

またプレゼントが貰えました!

上記のリモートボタンはシーリングライトを購入した際のプレゼントだったのですが、何と約1ヶ月遅れで到着したロック&キーパッドタッチの購入でも同様のメールが届いて、抽選でHubのプレゼントで、Amazonでレビュー投稿&購入証明スクショを送ると3個の中から1個プレゼント頂けるとのこと。なんて太っ腹なんでしょう!!!

今回は寝室に温度計がなかったので、温湿度計をチョイスしました。こちらはまた届き次第ご報告します。ここ3ヶ月程で、Hub、シーリングライト、ロック、キーパッドタッチ、リモートボタン、温湿度計と6個もSmartBot製品が増殖してしまいました。

開閉検知のマグネットは未使用

戸先鍵なら使えるのかも知れないですが、我が家は鍵が固いので、やむ終えず中央の引き違い戸に取り付けしているので、マグネットによる開閉検知は使えません。
マグネットを使わなくてもロックは使えるので問題はありませんが、オートロック機能が使えるともっと便利なんでしょうね。

キーパッドタッチ

いよいよキーパッドタッチです。これが今回一番のお目当てでした。こう言ったガジェットは男ゴコロをくすぐります。一般家庭にこんな暗号キーや指紋認証できる機器なんてスマホ関連以外でないですよね。久々にワクワクさせる商品です。

登録できる指紋の数は何と100個、全部の指を登録したとしても10人分、足の指を入れても5人分なので十分過ぎですね。登録はiPhoneの指紋認証と同じような感じでアプリとキーパッドタッチで登録するだけ。

Wi-Fi環境がなくてもBluetoothがついているのでロックとの相性抜群です。もし停電でWiFiやHubの電源供給が絶たれていてもBluetoothだけ繋がっていれば鍵を開けられます。
ワンテンポ遅れる感じですが余り気にならないです。最初はスマホで開けられるだけでも感動したものですが、やっぱり指紋認証で開けられるのはお手軽で便利ですね。設置してまだ1週間ほどですが毎日開けるのが楽しみです。
出掛ける時は指紋認証じゃなくて、鍵マークのボタンをクリックするだけ。指紋認証でも出来ると良いかも知れませんね。

壁へのネジ止めは少し気が引けるのでドアに取り付けました。前回確認済みですがちゃんと盗難防止機能があるのでベース部分をしっかり固定しておきました。玄関にカメラを付けてあるので万が一盗難された場合は証拠も残ります。

(写真:SmartBot
何気にIP65対応している点が凄いと思うのですが、レビューでは反応が薄い気がします。もっと評価・賞賛があってもいい性能だと思います。これが屋内対応のみだとしたら絶対に購入していませんでした。もちろんロックも。

少し贅沢なのですが、玄関が暗いとボタン位置が分かりにくいですね。ボタンはほぼ使用せず指紋認証なので、多少ずれていても反応してくれるので問題ないですが、もし暗証番号を入力する場合は、最初のボタンを押す迄はLEDが点灯しないのでボタンの位置が分からないですね。人感センサーとなると電池寿命が短くなったり価格も上がるので、例えば蛍光材料等でボタンの位置が分かるといいなぁと思いました。
また2列の数字配置に慣れていないため躊躇してしまうので、スマホやキーボード入力で慣れてる3列配置だと打ち易い気がするのですが、デザイン的には2列のが細いのでスマートですね。

認証確率

私の場合、100%反応していて大満足なのですが、家族が何故か数日で認証されなくなってしまいました。Amazonレビューを見てもごく一部認証されにくい方がいらっしゃるようですね。これは何が原因なのでしょうね。複数指を登録しているのですがいずれも駄目です。尚、iPhone8の指紋認証機能は全く問題ありません。

キーパッドタッチに家族の指を登録した直後なのにいきなり駄目でした。指2本登録したのですがどちらも駄目でした。

気になる指の特徴と言えば、下記2点くらいです。

  • どちらかと言えば乾燥肌。(※ハンドクリーム等を塗った状態ではない。)
    ・・・下記ヘルプによると濡れているのは駄目ですが、乾燥しているのは問題ないようです。
  • 洗い物や洗濯で多少手荒れがある。と言っても皮膚がボロボロになって毎日指紋の形状が変わる程悪くもない。

SmartBotはネットで各機器毎にヘルプを公開していて、指紋認証できない場合についても下記のように紹介されていました。

1.SwitchBotアプリは最新バージョンであることをご確認ください。
2.キーパットはSwitchBotアプリに追加され、ファームウェアバージョンは最新バージョンであることをご確認ください。
3.キーパットは使用可能状態で、ロックと連携したことをご確認ください。
4.指と指紋センサーが清潔で乾いていることを確認します。指紋センサーに埃や汚れが付いている場合は、清潔で糸くずの出ない柔らかい布で拭き取ってください。
5.特定の指が解錠できない場合は、もう一度指紋を登録してみてください。
6.別の指の解錠を試してみてください。
7.それでもダメな場合、SwitchBot App→プロフィール→フィードバックまでご連絡ください。フィードバックを提出する際に、下記の内容を同時にご提供いただければ幸いです。
‐下記のものを含めて指紋解錠する過程動画を撮ってください:
‐キーパットデバイス全体
‐SwitchBotアプリ画面
‐指紋解錠過程

https://support.switch-bot.com/hc/ja/articles/7938131437335-指紋で解錠できない-どうしたらいいですか

1〜4は問題なし。
5〜6は、実施済み。
こうなると問題はなさそうなので、7でメーカーさんにフィードバックしてみますね。これで解決策が見つかるといいのですが。
今のところは、スマホアプリで開けてもらってるので致命的ではありません。

まとめ

私的には今までずっと欲しいと思っていた究極のスマートロックシステムだと思っています。
あえて辛口で改善点を挙げるとすれば、下記5点です。

  • 電池寿命が他社(1〜1.5年)と比較して半年と短い。(※いずれも10回の施開錠/日)
  • セサミ(L:92.7 mm x W:57 mm x H:54.5mm)より厚みが厚い
    ロック(L:111.6 mm x W:59 mm x H:73.2mm
  • 人によって指紋認証されない場合がある
  • (※セサミが安過ぎるのですが)ロックの価格がほぼ倍
  • アプリの使い勝手が良くない。(起動する度に初期画面に戻り、前の画面を忘れてしまう。)

これらの改善点があるとしても、便利なのは間違いありません。

安くスマートロックをお試ししたい方にはセサミを、究極のスマートロックを導入したい方にはSmartBotロック&キーパッドタッチをおススメします。

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