【知って損なし】エコキュート交換後のトラブル (その6)

エコキュート

なんて年だっ! またまた家電が故障です。

今年壊れた家電一覧

今年は年明け早々から壊れかけていたエコキュートを交換したのを皮切りに、IHクッキングヒーター、エアコン、車と立て続けに故障が続いています。

幸い車だけは延長保証に入っていたので出費はなかったですが、代車での生活で不便でした。

それ以外の家電は十数年経過したものばかりで、保証はとっくに切れていて全て交換。いつ壊れてもおかしくはないのでが、余りにも今年に集中し過ぎています。

  • エコキュート:¥390,000(17年使用)
  • IHクッキングヒーター:¥43,415(17年使用)
  • エアコン:¥79,800+¥7,000(17年使用)
  • 炊飯器:¥10,804(10年?使用)
  • ドライヤー:¥11,000(3年使用)
  • ルーター:¥3,226(0年使用)
  • 掃除機(バッテリー交換):¥3938(17年使用)

今年、電化製品だけで約55万円の出費です。こんな年は初めて。

今回壊れたのは、まさかの。

しかし今回壊れたのは、今年1月に設置したばかりのエコキュート

突然風呂場のリモコンの液晶画面がフリッカー(チカチカと点滅する)状態になりました。しばらくしたら完全に液晶画面表示もLEDも消えてしまいました。
(上段は正常表示、下段が一部表示が消えた表示)

キッチンにあるリモコンは問題なく使えていたのですが、お湯張りをしようとしてもすぐキャンセルされる状態。そのうちキッチンのリモコンも電源が落ちるようになってしまいました。

幸いタンクのお湯は満タンだったので今晩のシャワーは足りそうですが、明日のお湯が使えなくなる可能性が高いです。前回のエコキュート設置後にスッタモンダあったので連絡したくはなかったのですが、やむおえないので工事店に連絡。

最悪な事に三連休に入ってしまいメーカーと連絡付くのは休み明けと言われ、そうなると休み明けに連絡ついてから日程調整で修理が来週とか言われるとしばらくお湯が使えず困ると思ったのですが、メーカーと連絡がついたようで次の日に修理に来てもらえる事になりました。症状から基板交換で直るだろうと言う感じでした。

その後アプリにもエラー通知が何回も届くようになりました。エラー画面は下記の通り。ブレーカは落ちていないので漏電ではないだろうとのこと。

基板交換で簡単に終わる と思いきや

1年以内の故障なので、メーカー保証内ということで業者さんが来られました。リモコンの症状を見て貰って、基板交換だけなので30分位で終わると思ったのですが、風呂場のリモコンを外して確認したところ供給されるはずの電圧が来ていないようです。外したリモコンを外にあるエコキュート本体に接続してみると問題なく動作するので、リモコンではなく本体からリモコンまでの配線の断線という結果に。。。

断線している箇所の特定で湯船の側面の蓋を外して配線を追っかけましたが、断線していそうな部分は見つからず。外に出て配線を追っかけてみると風呂床下の配線とは異なる色の配線が見つかり、どこかで接続している部分が断線していそうな感じ。

実家の設置しか見た事ないので分かりませんが我が家の場合、風呂から出た配管・配線は一度地面に埋めて、エコキュートを直前で地面から出ています。

つまり太陽光や雨風にはさらされませんが、雨が降ったら水が染み込んだ状態になるので、サビ易い環境にあるわけで、埋めた方が逆に良くない気がしていました。以前からその配置でエコキュート交換後も同じ設置方法になっていました。

土に埋もれた配線を引き出したところ、ビニールテープでグルグル巻きにされた配線が見つかりました。ビニールテープを剥がしてみると、2種類の線がカシメてあり、一応コーキングもされていたのですが、その中の1本が途中で断線していました。

前回もしくは今回の工事で引き出した際に引っ張って断線したのか、それとも経年劣化で断線したのか不明です。ただ、常に線が動く場所でもないので、数V程度の配線で経年劣化で断線してしまうというのも少し考えにくいです。

最近視力が落ちてきてので目視ではハッキリと見えず、断線部の写真も撮ったのですが、ピントが合わずボケてしまっていてハッキリと見えないのですが、少し先端が黒いのはサビなのか。。。
(白ではなく、下の青い配線)

応急処置をしておくので、後どうするかは工事店と相談して下さいとのことで、掛かった時間は当初の予測30分を大幅に超えた約2時間

何とか今晩は湯船に浸かれると思って安心したのも束の間、工事店から連絡がありました。

費用請求

今回の不具合箇所は保証の対象外で、約8,000円の請求がそちらに行くのでお願いします。設置時に従来の配線を見落とした部分もあるので応急処理の箇所の補修は無償対応します。」

故障したので点検をお願いしましたが、保証外であったのであれば、追加の費用が発生する点について説明があるべきだと思いますが、その場で作業担当者からはそのような説明は一切ありませんでした。

宅内の壁内の配線まで確認・保証してとまでは流石に言えませんが、屋外で17年も地面に埋め込まれていた配線で見た目に問題ないならまだ良いですが、ビニールテープで覆われて、明らかに2分岐加工(ケーブルの被覆をはがして銅線同士を結合するので、銅線が露出している状態なので、ビニールテープで覆うだけでは水が染み込み、銅線が錆びる可能性がある。)されている部分の配線抵抗を確認せず、接続して動作OKだったらそのまま流用して、また土の中に埋めるというのは良くないと思います。

最終的に工事店側で費用負担される形になったのですが、前回のこともあるので半分だけ支払いしようとしたのですが、「こちらの確認漏れでしたので大丈夫です。」と受け取って頂けませんでした。
前回も今回も問題はあったものの、その後のフォローをしっかりとして頂いて、誠実な対応をして頂けたので、今後電気工事については、こちらの工事店さんにお願いしようと思いました。

皆さんにも次からの自分にも、今後気をつけること

今回の修理に関する件や、前回のエアコン工事のオプション費用についても同じですが、

設置時は必ず全ての工事に立ち会って、おかしな作業・手抜き作業していないかを確認する。

これについては電気や商品に詳しくないと何が合っているのかの見極めが難しいですが、少なくても私が指摘したような箇所については、同じようなことにならないように、終わってからではなく、その場で聞いてどういうことなのか、前の配線を流用しても問題ないのか、交換費用にが発生したりしないのか確認した方が良いです

細かい注意点に関しては、今回の既設配線の流用についてと、こちらのエコキュートシリーズとエアコン設置をご覧ください。

一人でも私のような状況に合う人が減る事に、これらの苦い経験が生かされば幸いです。

補修工事

一旦仮の配線工事をして貰ってましたが、工事店の方で補修工事を頂けるということで、今回は地面に戻すことなく、浮いた場所にケースを設置して、その中に2分岐配線を埋め込んで頂けました。
通常、結合した部分は土の中に埋めることはせず、今回のようにケースに入れるのが一般的なようです。
(左:仮配線工事)        (右:補修工事)

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