寒い毎日、エアコンが効くには時間が掛かるので、即暖のグラファイトヒーターが大活躍してます。
コンセントを毎日抜き差しするとコンセントが緩くなるのが心配だったので、ON/OFFできるように100均で購入したコンセントSWを使っていて、今年で3年目です。
本当にたまたまなのですが、ふとコンセントSWを見たのですが、コンセントSWに黄色いシミのような物を見つけました。こんな小さい物だったのですが、何故か気になって二度見してしまいました。
何だろう?と思って、気になってSWをOFFにしてコンセントを外したところ・・・
こんな恐ろしいことになってました。
幸い火は出ていなかったものの、触った時はやけどしそうな程熱くなっており、樹脂が溶けて柔らかくなって焦げていました。ヒーター側のコンセント側も熱くなって少し溶けてました。
もしこの時にそこを見て、小さなシミに気が付かずにずっと使い続けていたとしたらショートして火事になっていたかと思うとゾッとしました。今回見つけられたのは奇跡です。
コンセントSWの中もこんな状態。焦げているのでかなり高温だったと思われます。
コンセント部分は難燃剤が使われているはずなので燃える事はないはずですが。
ヒーターは最大1200Wなのですが、それだと熱すぎるのでいつも使っていたのは750Wでした。コンセントSWは1500WまでOKなので問題ないのは事前に確認済みでした。ここをオーバーしていたとしたらこうなっても納得なのですが。
以前コンセントを触った際に相当熱いなぁとは思ってました。ヒーターは電力が大きいのでこんなものなのかなぁと思っていたのですが、その時からすでに症状が始まっていたのかも知れません。少しの変化に気が付くだけではなく、気になったらすぐ調べる事をしないといけないと思いました。
写真を見ていただくと分かるかと思いますが、何故か片側だけが溶けています。
コンセントSWの金属部分とヒーターのコンセント金属部分の接触抵抗が何らかの要因で大きくなってしまい、ここで発熱したのではないかと想定しています。何らかの要因ですが、例えばコンセントの隙間に異物が挟まっていて接触抵抗が増えてたとか、U字の受け部分が緩くなって開いてしまって接触抵抗が増えていたとか。大昔勉強した計算式で抵抗値R=抵抗率ρ×(長さL/断面積S)という式がありますが、断面積Sが減ると抵抗値が増えるのでそこを疑っています。
もしくはコンセントの隙間にホコリが溜まって、そこに水分が加わりSWをONにしたことで、火花が散ってトラッキング現象が起こっていたのかも知れません。そこは注意してコンセントSWをONにしてからヒーターのSWを入れるように注意していたのですが、家族には徹底していなかったのでもしかしてそれが原因という可能性も考えられます。
ニュースでは家電火災の実験映像とかを見ますが、人ごととは思えず、非常に怖いことだったので、家中のコンセントの掃除とおかしなところはないか、タコ足配線はしていないか見直しをする事にしました。
全部の部屋を回って、全て一度外して掃除してみると、ホコリを取ったりするのに小一時間程掛かりました。ついでに使っていないコンセントは抜いておくことで待機電力も減らせました。
やはりTVの裏にはホコリが溜まっていて、一箇所コンセントの隙間にホコリが詰まっていて危険なところがあり、点検して良かったです。空気清浄機や換気扇の汚れ確認と合わせて、定期的に点検しないといけないと思いました。
皆さんもホコリが溜まり易いTVの後ろなど確認してみて下さい。
コメント